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IH熱誘導(熱拡散)プレートってなに?

IH熱誘導(発熱・拡散)プレートってなに? 最近Amazonとかで、IH熱誘導プレート・発熱プレート・熱拡散プレートなど色々名前はあるんですが、つまりはIHコンロで使えない材質のフライパンや鍋、土鍋などを温められる、いわば「IHに反応するステンレスの円形一枚板」の製品がいくつも見受けられます。形状・…

鍋で失敗なくごはんを炊く科学的なコツ
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鍋で失敗なくごはんを炊く科学的なコツ

今回は鍋で炊飯する実験です 炊飯=ごはんを炊くことって、簡単そうで実は奥が深そうな…普段、炊飯器任せにしているのに、キャンプに行って飯盒(はんごう)で炊いてみたら、どうにか炊けちゃった、とかいう一方で、「炊飯器で炊くより鍋や土鍋で炊いた方が美味しそうだけど、ちょっと自信がないな」とか…今回は、炊飯器…

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たこ焼きをめぐる人類の冒険

今回はちょっと村上春樹先生風のタイトルで。(笑) 前回のコラムも書き終わり、たこ焼きプレートのプロファイルも作成し、一仕事終えて近所の行きつけのお店に晩ごはんを食べに行くと、隣合わせたのは大阪出身のお客さん。つい「たこ焼き」談義に… さすが大阪人。こと「たこ焼き」の事になるとそりゃ熱い。 「子どもの…

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Reproでたこ焼き器の穴の温度を測ってみた

そもそものきっかけ Reproで「たこ焼きプレート」のプロファイルを作りました。「なんでまた たこ焼きか?」と言えば、きっかけはユーザーさんからのこのメール。 「たこ焼きプレートのプロファイルを追加して欲しい」 さあ、これは困った…弊社の社員はほとんどが関東出身。「粉物文化」に造詣の深い人材はほぼ皆…

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ステーキの芯温を1℃刻みの正確さで焼く方法(4)まとめ編

実験方法の改良 これまでの「ステーキの芯温を1℃刻みの正確さで焼く方法(1)〜(3)」での実験を踏まえ、現時点で最も合理的と思える実験方法を考えてみました。 (1)冷蔵庫から出した4cm角立方体の肉(うちの冷蔵庫では中心温度=3℃前後)を45分間室温で「常温戻し」する。(2)常温戻しした肉を40℃・…

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ステーキの芯温を1℃刻みの正確さで焼く方法(3)53〜57℃実験編

前回の実験で、安定的に「目標中心温度=54℃±1℃」にする焼き方は一応できました。今回は、54℃だけでなく好きな目標中心温度にする方法を模索していきます。この実験では53〜57℃、つまりは「ミディアム・レア」の各温度をカバーすることを目標にしてみます。改めて、今回のマルチステップを見てみましょう。 …

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ステーキの芯温を1℃刻みの正確さで焼く方法(2)54℃実験編

前回のおさらい 改めて「ステーキの芯温を1℃刻みの正確さで焼く方法(1)考察編」で考えた4cm x 4cm x 4cmの牛ランプ肉のステーキをフライパンで焼いてみる実験の方法をおさらいします。 ステーキ実験の方法 目標中心温度=54℃(1)冷蔵庫から出したての牛ランプ肉を4cm x 4cm x 4c…

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ステーキの芯温を1℃刻みの正確さで焼く方法(1)考察編

目標中心温度プラスマイナス1℃の正確さで、誰でも同じにステーキを焼く方法 本当に世の中には、「肉を焼くこと」になると、こだわりのある方がたくさんいらっしゃいます。そしてまた、その焼き方・こだわり方も千差万別。一方で「肉を焼く」ことについては、科学のメスが入り、以前より多くのことが分かってきています。…

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結果速報「2ヶ月間 自宅水道水の硬度を毎日測りました」

自分の家の水道水の硬度を毎日測り続けて、はや2ヶ月余り。なぜそんなことを始めたのか?については、前回に書いた「水道水の硬度変化と水系と美味しいスコッチの水割りと」をごらんください。 前回までのあらすじ そもそも事の発端は、以前に水道水の硬度変化でラーメン屋さんのスープが全滅したという事件があったこと…

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揚げ物をする時は油をかき混ぜることの重要性

天ぷらや豚カツ、唐揚げなど高温での揚げ物料理をする時に、油をかくはんし続けることは、Reproを使っていようが、ガスコンロを使っていようが同じなのですが、まず最初にReproユーザーにひとこと。 「油温ターゲットを使用する場合は、必ず有線外部センサー(オプション品)をご使用ください」 本体センサーで…

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「加熱ムラ」の本当の姿をビジュアル化してみる

料理の世界で、よく「IHは加熱ムラがあるからなあ…」とか話題に上る「加熱ムラ」とか「温度ムラ」と呼ばれるもの。話題にはなっても実際に、どんなふうに「ムラ」になっているか、目で見る機会はあまりありません。今回は、そんな「加熱ムラ」をサーモグラフィーを使って動画でビジュアル化して、その正体に迫ってみます…

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水道水の硬度変化と水系と美味しいスコッチの水割りと

そもそも「水道水の硬度」を気にするようになったのは、以前に訪ねたラーメン屋さんが「だしがうまく取れない」という理由で臨時休業していたところから。 そのあたりの詳しい話は「ラーメンと水の硬度とイワシの減少とReproと」をごらんください。そのときに、「鶏のだしも煮干のだしもダメになったのは素材じゃなく…

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温度ドロップのおはなし

春になると思い出すのが宇多田ヒカルさんの「SAKURAドロップス」。ハラハラと舞い落ちる桜の花びらが見えてくるような素敵な表現です。(この曲のおかげで「SAKUMAドロップ」がかなり売れたと聞いています) そう言えば「うさぎドロップ」ってまんがもありましたね。このドロップの意味は分かりませんが、主人…