和食の割りで作った料理 仕上がりの塩分濃度は?
これまでを振り返って 前回「200:1:1:0.5究極の割り 吸い物(お椀)」と前々回「味付けが決まる!和食の割りとは(基本編)」で、分かったことは、和食の「割り」は簡単に味が決まる便利な方法であるとともに、以下の課題も浮き彫りになりました。 (1)「割り」はあくまでもスタート時点での味付けで、仕…
これまでを振り返って 前回「200:1:1:0.5究極の割り 吸い物(お椀)」と前々回「味付けが決まる!和食の割りとは(基本編)」で、分かったことは、和食の「割り」は簡単に味が決まる便利な方法であるとともに、以下の課題も浮き彫りになりました。 (1)「割り」はあくまでもスタート時点での味付けで、仕…
実験方法の改良 これまでの「ステーキの芯温を1℃刻みの正確さで焼く方法(1)〜(3)」での実験を踏まえ、現時点で最も合理的と思える実験方法を考えてみました。 (1)冷蔵庫から出した4cm角立方体の肉(うちの冷蔵庫では中心温度=3℃前後)を45分間室温で「常温戻し」する。(2)常温戻しした肉を40℃・…
前回の実験で、安定的に「目標中心温度=54℃±1℃」にする焼き方は一応できました。今回は、54℃だけでなく好きな目標中心温度にする方法を模索していきます。この実験では53〜57℃、つまりは「ミディアム・レア」の各温度をカバーすることを目標にしてみます。改めて、今回のマルチステップを見てみましょう。 …
前回のおさらい 改めて「ステーキの芯温を1℃刻みの正確さで焼く方法(1)考察編」で考えた4cm x 4cm x 4cmの牛ランプ肉のステーキをフライパンで焼いてみる実験の方法をおさらいします。 ステーキ実験の方法 目標中心温度=54℃(1)冷蔵庫から出したての牛ランプ肉を4cm x 4cm x 4c…
目標中心温度プラスマイナス1℃の正確さで、誰でも同じにステーキを焼く方法 本当に世の中には、「肉を焼くこと」になると、こだわりのある方がたくさんいらっしゃいます。そしてまた、その焼き方・こだわり方も千差万別。一方で「肉を焼く」ことについては、科学のメスが入り、以前より多くのことが分かってきています。…